~地域と共に生き、育んだたるまさの樽口産極上のきのこ~

たるまさの渡邊正義さん。

飯豊連峰の麓に位置し、小国町内で最も雪の多い樽口地区。
多い時期には3m50cmもの雪が降り積もる自然と隣り合わせの環境でいかに生きて・存続させていくのか、信じた道を突き進むまっすぐな渡邊さんの商品づくりのお話を聞かせていただきました。

渡邊さんが生産しているのは「菌床なめこ」や「原木まいたけ」、さらに「黄金たもぎ」などのきのこ。
これらのきのこの缶詰や粉末などの加工品も取り扱い、品質・味にこだわり安全・安心な商品づくりをモットーに活動されています。

なかでもなめこの缶詰へのこだわりが非常に強く、通常菌床栽培のなめこは「発生→収穫」を三回程度繰り返すことができるのですが、たるまさのなめこの缶詰に入っているなめこは”一回目に収穫できるもの”のみ使用しています。
理由は「最初に採れるなめこが一番天然ものに近く味・質が良い」から。
以前道の駅などでもなめこが品薄になり”もっと商品を増やして欲しかった”ことを伝えると、「商品を増やすために二回目、三回目のなめこを使っちゃうとうちの商品のブランドが崩れる。味と質に自信を持って出しているのがたるまさのなめこなんだ。」と話してくれました。

「頑固親父め」とも思いましたがそのこだわりこそが生産者の”強み”であり”ものづくりの楽しみ”であると教えて頂きました。

実は渡邊さんは”全国で初めて観光わらび園を作った人”です。
けっして交通や生活が便利なわけではないこの樽口地区で、今後家族や地域の人がどうやって暮らしていくか・どうやって稼いでいくかという課題に信念を持って取り組んだ結果が小国町のわらび園の成功に繋がりました。

1人ではなく皆で、地域で生きていく。
そんな渡邊さんの思いが商品へのこだわりにも込められていると感じました。

たるまさのなめこは贅沢に厳選されて少量での販売となっていますが、頑固で格好良い渡邊さんのなめこ缶をぜひご賞味ください。

取材:株式会社小国町地域総合商社 齋藤幸平